稲作畑作作況調査
とき 9月4日(火曜日)
場所 町内圃場(割野・正面・米原・沖ノ原・中子・相吉)
水稲生育状況
茎数(穂数)は「やや多い」、藁長は「並」、葉色は「やや淡い」でおおむね良好でした。
今後の生育・作柄予想
病害虫の発生、被害では斑点米カメムシの発生は平年並かやや少なく減収、品質低下は少ない。今後は収穂時期が平年より3~4日程度早まるため、刈遅れに注意とのことでした。
調査時の作柄予想
一定の登熟歩合が期待できるため、平年並かやや良が見込まれます。昨年から実施されている密苗田もよかったようです。
畑作では、沖ノ原の秋人参が2割減、雪下人参が1割減、加工トマトでは日焼け・中割れ・劣化などで反収2トンと大幅減となりました。アスパラは病害がなく平年並のようです。トウモロコシでは梅雨時期が短く、暑さも影響し収穫減となりました。鳥獣被害は電柵の効果か少なかったようです。相吉山の野沢菜ではネコブキン、ナンプ病で出荷95%と昨年より悪くなりました。
視察を終えて
地球温暖化のせいか猛暑の年であったが、稲作はさほどの影響はなく良かったが、畑作では全般に悪く、農家の努力と気象がつりあわなく生産者の難儀をあらためて感じた調査でした。
(担当:中山弘)