産業建設常任委員会県外視察
とき 7月25日(水曜日)~26日(木曜日)
場所 福島県(西会津町、南会津町、飯館村)
西会津町
今回は廃校を活用し、交流の拠点として注目されている国際芸術村を視察しました。
平成14年に中学校閉校、平成16年9月に芸術村として開村し、海外の芸術家を公募し、アーティストインレジデンスとして事業を開始、現在は一般社団法人の代表理事が運営していました。この方はアメリカでの仕事を辞め、故郷の実家に戻り、町の活性化に奮闘していました。文化や歴史を観光に結び付けることで交流が拡大し、町づくりに大きな成果を上げていました。
南会津町
当町と同様、新規就農者支援事業を積極的に取り組んでいます。また、空き家バンク事業も連携し、移住促進に成果が上がっているようです。新規就農の多くは南郷トマトを栽培し、冬期間はスキー場で働くといった形態が多いとのことです。津南町のように大規模な農業ではないことから、取り組みやすいように思いました。
飯館村
避難解除になった地域の現状を視察。コンビニや道の駅などがオープンして、賑わいが少しずつ戻っているように見えますが、積まれた汚染土はそのままであり、元に戻るには相当の年月がかかると感じました。
視察を終えて
アートはひとを魅了する。それを町づくりにどう活かせるか、知恵を出さなければなりません。
(担当:恩田稔)