産業建設常任委員会県外視察
期日 7月19日(水曜日)~7月20日(木曜日)
場所 石川県輪島市
世界農業遺産「白米千枚田」の景勝保全事業と商業施設整備事業「朝市通り」を視察してきました。
棚田は日本全国にありますが、「白米千枚田」は能登の里山里海として世界農業遺産に認定され、能登全体の観光資源として位置づけられています。市民と行政が知恵を出しあい、田んぼのオーナー制度や冬期間の畔のライトアップ、景勝保全基金を設立するなど、年間を通しての取組みが行われていました。
また朝市通りでは、野菜などは周辺農家、魚貝・海草は漁師町の女衆が売りに出ており、気軽さ、素朴さを感じる朝市でした。
視察を終えて
白米千枚田は思っていたより小規模でしたが、誘客の基本がここにあるように感じました。今ある財産を有効に活用し、市民総参加で行っている感じがありました。朝市通りは、地元年配者の生きがいにもなっているようでした。
(担当:大平謙一)