津南病院との懇談会
とき 8月22日(月曜日)
場所 津南病院会議室
総文福祉常任委員会は津南病院の現状について職員との懇談会を開催しました。
4月から稼働を始めた訪問看護ステーションは、24時間体制にするには常勤看護師の増員が必要です。外来部門も同様の課題が報告されました。
2月から休床となっている空き病棟は、利活用検討委員会で議論されていますが、病院施設の老朽化が全体に進んでおり、修繕等が多数発生しています。今年は、厨房、霊安室の工事を実施しました。
入院患者の状況では、医療依存のある方が施設入所も在宅介護も困難であることから、一般病棟で長期の入院となっている現状です。また、診療報酬の改定によって、一般病床の機能が問われ、患者の重症度、医療必要度の評価がより求められ、業務量が増えていると同時に、看護へのモチベーションが低下するなど、報告されました。
津南病院にとって医療の充実と経営改善は、何より医師・看護師の確保が重要と考えます。また、国の医療費抑制政策で、在院日数の短縮や、職員の労働強化も感じられ、地域医療構想に対する姿勢も問われています。
(担当 藤ノ木浩子)