期日 7月6日(月曜日)午前9時から
場所 小松原小屋
小松原湿原は、標高1,300から1,600mに「下の代、中の代、上の代」と呼ばれる三段の湿原があります。夏の短い期間には多くの高山植物がいっせいに花を咲かせます。池塘を縫うように木道が敷かれており、尾瀬にも劣らぬ風情があると思っています。また1,500m付近には避難小屋でもある小松原小屋があります。今回の巡視では、「下の代」から始まる木道の老朽化による自然への影響、ハイカーの安全確保と小松原小屋の現状を中山議員、町担当の説明を受け巡視しました。
湿原の木道は狭く、ところどころ腐り崩れており危険箇所もありました。「中の代、上の代」の案内表示板も役を果たしてないと感じました。また、日陰山への登山ルート途中にある小松原小屋は、トイレがなく登山者はやむなく小屋の陰や湿原で用をたすことも多々あるようです。環境への配慮、観光地対応として、トイレ設置の必要性を十分認識しました。更に調査し、適切な場で要望していきます。(担当:桑原洋子)