糸魚川世界ジオパーク視察
期日:5月22日(金曜日)
場所:糸魚川市
糸魚川市までの2時間(100キロメートル)、この地域差は津南町がフォッサマグナ(2000万年前)内にあることと、糸魚川市が「糸魚川〜静岡構造線(4億年前)」上にあるということにあります。この構造線を境に東西の生活環境や海中生体も変わり漁獲される魚種も違っています。
糸魚川ジオパークは、2009年日本初の世界ジオパークに認定されました。3要素として「大地、環境、文化」は日本も世界も同じで、これのストーリーが大事のようでした。ジオパーク推進室の体制は4区分14名で行い、化学、行政、技術、契約職員と外国人を含め多様なスタッフでした。ここは24のサイトからなっており小・中学生の「学ぶ」から誘客宣伝へ大きな効果があるとのことでした。地域の活性化では「地酒」や「食」「ジオパークマスター」「ナンバープレート」等多様でした。フォッサマグナミュージアム(地球博物館)ではヒスイ、貴石、奇石が約千点もあり飽きることがありません。
相対的に行政、地域住民ともに「団結」と「おもてなし」の心を強く感じ、心地よく帰路につきました。(担当:中山 弘)
※糸魚川世界ジオパークの取組について講義を受けている様子