この要綱は、津南町建設工事入札参加資格審査規程(以下「規程」という。)に基づき一般競争入札、指名競争入札及び随意契約の協議に参加する建設業者及び共同企業体(以下「企業体」という。)の資格審査並びに企業体に係る入札、見積り及び請負契約の締結について必要な事項を定めるものとする。

第2　資格審査

規程第3条又は第16条の規定による建設工事入札参加資格審査申請書及び添付書類の提出があったときは、規程第6条又は第16条の規定に基づき次にかかげる基準により審査し、建設工事の種類ごとに総合評点を算出するとともに、土木一式工事、建築一式工事、電気工事、管工事及び舗装工事については、等級格付を行う。

1　建設業者

次に掲げる事項について、建設大臣又は都道府県知事の審査によって付与された数値をいう。

ア　工事種類別年間平均完成工事高

イ　自己資本額及び職員数

ウ　経営状況点数

エ　建設業の種類別技術者数

オ　その他の審査項目(社会性等)

2　企業体

ア　工事種類別年間平均完成工事高

構成員の工事種類別年間平均完成工事高を合計したものについて、別表第1による数値を付与する。

イ　自己資本額及び職員数

構成員の自己資本額及び職員の数を合計したものについて、別表第2による数値を付与する。

ウ　経営状況点数

構成員の経営状況点数の平均値を求め、別表第3による数値を付与する。

エ　建設業の種類別技術者数

構成員の建設業の種類別技術者点数を求め合計したものについて、別表第4による数値を付与する。

オ　その他の審査項目(社会性等)

構成員の労働福祉の状況、工事の安全成績、営業年数及び建設業経理事務士等の数の点数を求め合計したものについて、別表第5による数値を付与する。

3　総合評点

別表第6により算出する。

4　格付

別表第7により格付する。

第3　事務取扱い

1　総務課長は、規程第6条の規定及び規程第17条の規定による入札参加資格者名簿を作成するものとする。

2　資格審査及び等級格付の結果については、申請者に通知するほか津南町ホームページ等で公表するものとする。

第4　企業体の入札等

1　企業体の入札書及び見積書には、構成員の全員が記名押印しなければならない。ただし、構成員の全員が構成員以外の者に入札及び見積りを委任したときは、その委任を受けた者の記名押印をもって入札及び見積りをすることができる。

2　企業体に対する入札事項の通知、書面による落札者の決定通知及び見積書を徴するときの通知は、企業体の代表者に対して行うものとする。

第5　企業体との請負契約

1　企業体の締結する請負契約書には構成員全員に記名押印させなければならない。

2　請負契約には次の特約条項を設けなければならない。

(1)　構成員は、請負契約の履行に関し共同連体して責任を負うこと。

(2)　津南町財務規則(昭和60年規則第1号)別記建設工事請負基準約款第37条の規定は解散した企業体の構成員に適用があること。

(3)　企業体に対する通知、請求、承諾及び協議等その契約による行為については、企業体の代表者を相手方とすること。

3　請負契約の履行の完了以前における構成員の脱退については、破産、解散等真にやむを得ない事由があると認められる場合のほかは脱退に対する承認は与えないものとする。

附則

附則(平成11年4月16日告示第22号)

附則(平成13年4月16日告示第24号)

附則(令和2年3月27日告示第46号)

許可を受けた建設業に係る建設工事の種類別年間平均完成工事高に応じて与える評点

経営状況に応じて与える評点

許可を受けた建設業の種類別技術職員に応じて与える評点

W₁(労働福祉の状況)

W₂(工事の安全成績)

W₃(営業年数)

W₄(建設業経理事務士等の数)

総合評点の算出方法

注)総合評点の基準は満たすが、技術職員数は基準を満たさない場合、技術職員数の基準を満たす等級まで降級する。