津南町は養豚の盛んな地域
1月。降雪期の新潟県津南町です。
現在の積雪量は2m程。少し積もって晴れ間が続くような。
そんなバランスのとれた積雪状況です。
津南町は高原野菜やお米だけではなく養豚も盛んな地域です。
その理由として養豚の防疫体制が特にしっかりしているのが津南十日町エリアだと伺いました。
そう教えてくれたのは、津南の地で代々養豚農業を運営している株式会社鬼や福ふくさん。
今までよそにある病気を、特に呼吸器系の病気が入ってこないように、先代たちが昔から対策して防いできてくれました。
さらに豚舎自体が雪で覆われるこの時期には、かまくら効果で温度や湿度がある程度一定に保たれます。
呼吸器は乾燥に弱いので、適度にある程度の湿度が必要です。
雪が降り積もる津南十日町エリアはそういった予防に適した環境だと言えます。
お母さん豚は季節に関係なく赤ちゃんを産みます。
赤ちゃん豚は6ヶ月くらいで120kgに育ち、そこで出荷します。
生育のステージに適した餌を与えて成長を促します。
飼育には季節に応じての寒さや暑さの対策が必要です。
例えば産まれたばかりの赤ちゃん豚はお腹を冷やすといけないので床暖房を行うなど、豚舎内の環境を整えています。
アニマルウェルフェアの考え方を大切にしている鬼や福ふくではフリーストールを導入し飼育をしています。
フリーストールを使うことによって、豚たちは狭い柵の中に閉じ込めておくのではなく、広いスペースで自由に動き回る事が出来ます。
できる限り豚たちのストレスを少なくすることを大切にしています。
※アニマルウェルフェアとは動物福祉の考え方。
「健康に育てること」
「豚も幸せに。従業員も幸せに」
「みんな幸せだと美味しい豚肉につながる」
そんな鬼や福ふくの考え方です。
雪が降る地域性を活用し、豚の病気やストレスに配慮することで心身ともに健康で安全な豚を飼育しています。
取材協力
株式会社鬼や福ふく