(目的)

第1条　この要綱は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)の社会参加を促進するため、身体障害者が自動車を改造する場合(以下「本人運転」という。)又は自ら運転できない重度の身体障害者若しくは生計を一にする者が改造された自動車を購入等する場合(以下「介護者運転」という。)その経費の一部を助成することにより、福祉の増進に資することを目的とする。

(助成対象者)

第2条　この助成対象者は、津南町に住所を有する者であって、次の各号のすべての要件に該当するものとする。

(助成対象経費)

第3条　助成の対象となる経費は、次のとおりとする。

(助成額)

第4条　本人運転の場合の助成額は、自動車の改造に直接要した費用の額(当該費用の額が10万円を超えるときは、10万円とする。)とする。

(申請)

第5条　この事業の助成を受けようとする者は、身体障害者用自動車改造費助成申請書(様式第1号)に、改造を行う業者の見積書を添えるとともに運転免許証を提示して町長に申請しなければならない。

(助成の決定等)

第6条　町長は、前条に規定する申請があったときは、その内容を審査し、適当と認めた場合は、申請者に対し、身体障害者用自動車改造費決定通知書(様式第2号)により通知するものとする。ただし、改造後に運転免許を取得する者については、運転免許取得を助成の条件(以下「運転免許取得の条件を付された者」という。)として決定するものとする。

(助成金の交付)

第7条　前条第1項の規定により助成決定通知を受けた者は、決定通知を受けた後に改造をするものとし、改造終了後(運転免許取得の条件を付された者については運転免許取得後)身体障害者用自動車改造費助成金請求書(様式第4号)を町長に提出し、助成金の交付を受けるものとする。

(助成金の返還)

第8条　町長は、虚偽その他不正な行為によりこの要綱による助成を受けた者があるときはその者から当該助成金の全額又は一部を返還させることができる。

(関係機関との連絡)

第9条　町長は、この事業に際し、関係機関及び自動車改造等を行う業者と連絡を密に行うものとする。

(その他)

第10条　この要綱に定めるもののほか、事業の実施に関し必要な事項は、町長が別に定める。